お彼岸・お盆のお墓参りの持ち物と作法|服装・お供え・手順

お盆・お彼岸のお参りは、一般にお墓の周りを整え、許可された場所に花や線香を供え、静かに手を合わせる流れを目安にできます。作法は宗派や寺院によって異なるため、その場の案内を優先しましょう。持ち物や参拝時間を先に確かめておくと、初めてでも落ち着いてお参りできます。
お盆とお彼岸はいつお参りするのか
お盆は、故人やご先祖をしのぶ時期として知られています。7月や8月に迎えるなど地域によって時期が異なり、行事の意味づけや作法も宗派によって異なります。ご家庭の慣習と、参拝する寺院の予定を確かめてください。
お彼岸は春と秋にあり、一般に春分の日・秋分の日を中心とした前後3日ずつ、合わせて7日間です。中心の日を「中日」と呼びます。毎年の日付は暦で確かめ、家族の都合と寺院の案内に合わせて予定を立てましょう。
お寺での法要に参加する場合は、通常のお墓参りと分けて日程や申し込み方法を確認します。法要とは、僧侶の読経などを通して営む仏教の儀式です。お盆やお彼岸の行事がいつ行われるかは寺院ごとに異なるため、以前訪ねたときの予定だけで判断しないようにしましょう。
服装と持ち物を無理なく整える
日常のお墓参りでは、一般に清潔で落ち着いた服装を選びます。歩きやすい靴にすると移動しやすく、掃除をする場合にも便利です。法要に参列するときは服装の案内があるかを別に確認し、季節やご自身の体調に合わせて準備してください。
持ち物は、お供えする花、線香、掃除用の柔らかい布、ごみを持ち帰る袋などが候補になります。ただし、火気や供花の扱い、掃除道具を借りられるかは寺院や墓地により異なります。買いそろえる前に、持参するものを確認すると無駄がありません。
数珠は、お参りの際に使う珠をつないだ仏具です。種類や持ち方は宗派によって異なります。使い慣れた数珠がある場合は、その扱いを確かめてください。初めてのお参りで何を用意すればよいかわからない場合は、数珠も含めて持ち物を寺院に尋ねましょう。
暑い時期は飲み物や日差しを避ける備えをし、滞在時間にも余裕を持たせてください。足元に不安があれば、参拝する場所までの道や休める場所について、来寺前に確認しておくと安心です。
到着してから手を合わせるまでの流れ
寺院の案内を確かめ、お参りの場所へ進む
寺院の墓地では、本堂へのお参りも含めて、そのお寺の案内に従います。本堂とは、ご本尊をおまつりする中心のお堂です。法華宗の公式案内でも、本堂への参拝、お墓の掃除、お供え、お参りという流れが紹介されています。細かな慣習は地域や寺院により異なります。法華宗公式「お墓参りする上の心得」
ほかの方がお参りしている場合は、通路や供物を置く場所を譲り合いましょう。供物とは、花や食べ物などのお供え物のことです。共同で使う場所では、ご家族だけで広い範囲を使わないよう気を配ります。
お墓の周りを整えてお供えする
個別のお墓では、落ち葉やごみを拾い、案内に従って掃除します。石の種類や設備によって適した手入れが異なるため、硬い道具でこすったり、洗剤を使ったりする前に確認してください。複数の方の遺骨を共に納める合祀墓など、共用のお墓では、備え付けの花や供物を自己判断で動かさず、管理者の案内を確かめます。
花や線香は指定された場所に供えます。水を使う場所や量も、その場の決まりに従ってください。お墓の形が違えば、お供えできる場所も変わります。慣れた方法に当てはめず、初めての場所では掲示や職員の説明を確認しましょう。
静かに手を合わせ、帰る前に周囲を確認する
合掌は、胸の前などで両手を合わせることです。落ち着いて故人をしのび、お経や作法でわからないことは僧侶に尋ねてください。立ったりしゃがんだりするのが難しい場合は無理をせず、可能な姿勢について相談しましょう。
帰る前には、持参したものの置き忘れがないかを確認します。食べ物などのお供え物は、一般にその場へ残さず持ち帰るよう案内されます。花を残してよいかも含め、参拝先の決まりに従って片付けてください。
線香や焼香の作法で迷ったとき
線香の本数や置き方、焼香の回数は宗派によって異なります。焼香とは、香を供えてお参りすることです。ご家庭で続けてきた方法と寺院の案内が違っていても、それだけでどちらかが優れているということではありません。
法要では、僧侶や係の方の説明に沿って進めます。前の方の動きが見えなかった場合は、無理にまねようとせず、その場で尋ねてください。大勢が参列する場合など、進め方に個別の案内があることもあります。
火を使う際は、指定された場所で周囲に気を配り、火の始末は寺院の案内に従いましょう。線香やろうそくを使えるか、着火の道具を借りられるかも事前に確認できます。火の扱いに不安がある場合は、そのことを伝えておくと安心です。
お参りに行けない場合と家族への伝え方
遠方に住んでいる、体調が整わないなど、お盆やお彼岸の期間に訪ねるのが難しいこともあるでしょう。その場合は、別の日のお参りや自宅で故人をしのぶ時間を、ご家族の事情に合わせて考えてください。家庭での供養の方法も宗派によって異なるため、迷う点はお寺に確認しましょう。
家族の中で行ける方がお参りする場合は、お墓の場所、寺院の連絡先、持ち物について共有しておくと準備が進みます。写真を撮って報告したい場合は、撮影してよい場所かを確認し、ほかの参拝者が写り込まないよう配慮してください。
ご家族全員が同じ日に集まることにこだわりすぎず、次に訪ねられる時期を話し合う方法もあります。お参りした際に感じたことや故人との思い出を共有すれば、来られなかった方とも故人をしのぶ時間を持てます。
太平寺へのお参りや供養のご相談
大阪市住吉区の太平寺は法華宗の寺院です。当寺では宗派を問わず永代供養を受け入れています。管理費は0円です。檀家とは、寺院と継続したご縁を持ち支える家のことで、その要否についてはお問い合わせください。参拝可能な時間、持ち物、法要の日程は、事前にお確かめください。
所在地は大阪市住吉区上住吉1-3-27、南海線「住吉東」駅から徒歩7分です。電話番号は06-6672-8891、受付は平日・土日祝ともに9:00-21:00です。初めてのお参りで作法に不安がある方も、お電話でご相談ください。