永代供養の生前予約 メリットと手順

# 永代供養の生前予約 メリットと手順
永代供養(えいたいくよう。ご遺族に代わって寺院が続けて供養すること)は、ご本人が亡くなってからご遺族が申し込む場合と、ご本人が元気なうちに自分で申し込んでおく場合があります。後者を「生前予約」または「生前契約」と呼びます。結論から言うと、生前予約には、ご自身の意思を供養先に反映できる、残されたご家族の負担を減らせるという利点があります。この記事では、生前予約の仕組みとメリット、一般的な手続きの流れを紹介します。
生前予約とは
生前予約とは、ご本人が元気なうちに、自分が入る永代供養墓を決めて申し込んでおくことです。多くの場合、実際の納骨はご本人が亡くなった後に行われますが、供養先の契約自体は生前に済ませておきます。
これは特別なことではなく、終活(しゅうかつ。人生の終わりに向けて身の回りを整えておく取り組み)の一環として、近年よく話題になる備え方のひとつです。お墓や供養先を自分の目で確かめてから選べるという点で、選ばれる理由があります。ご夫婦で一緒に申し込まれる方や、お一人で将来に備えて申し込まれる方など、事情はさまざまです。
生前予約のメリット
生前予約には、主に次のような利点があります。
ご自身の意思を反映できる
供養の形(合祀墓か樹木葬かなど)や、宗派の対応、費用の内容を、ご自身で確認したうえで選べます。亡くなった後にご家族が決める場合、本人の希望が分からないまま進めることも少なくありません。
ご家族の負担を減らせる
葬儀や各種手続きに追われる中で、供養先を一から探すのはご家族にとって大きな負担になります。生前に決めておくことで、その負担を減らすことができます。
費用や内容を落ち着いて確認できる
急いで決める必要がないため、複数の候補を見学したり、費用の内訳を確認したりする時間を十分に取ることができます。当日その場で決める必要はなく、持ち帰って検討したうえで申し込むこともできます。
一般的な申し込みの流れ
寺院や霊園によって細かな流れは異なりますが、一般には次のような順序で進みます。
- 資料請求や電話での問い合わせ
- 見学(実際の供養墓や境内を確認する)
- 供養の形や費用の説明を受ける
- 申し込み・契約
- ご本人が亡くなった後、ご家族などから寺院へ連絡し、納骨
契約後は、契約内容が分かる書類を保管しておき、いざという時に連絡してもらえるよう、ご家族や信頼できる方と情報を共有しておくことが大切です。
当寺での生前予約
生前予約の受け付けについては、当寺までお問い合わせください。宗派は問いません。合祀墓は30,000円(税込)、あらたに戒名を刻む場合は100,000円(税抜)で、その後の管理費はいただいておりません。ご見学のうえで内容にご納得いただいてからお申し込みいただけますので、まずはお気軽にお越しください。南海線「住吉東」駅から徒歩7分の距離にあります。
申し込む前に確認しておきたいこと
生前予約を検討する際は、次の点を事前に整理しておくと、後々のやり取りがスムーズになります。
- 自分が亡くなったことを、誰が寺院へ連絡するか
- 契約書や領収書などをどこに保管し、誰に伝えておくか
- 費用は誰が、いつ支払うか
なお、死後の事務手続き全般(葬儀の手配や各種届出など)を第三者に任せておきたい場合は、死後事務委任契約(しごじむいにんけいやく。本人が亡くなった後の手続きを、生前に契約で決めておく仕組み)などの制度が利用されることがあります。これらは供養そのものとは別の契約になりますので、詳しくは弁護士や司法書士、お住まいの自治体の窓口にご相談ください。
よくある質問
Q. 途中で気が変わったら、契約を変更できますか。
寺院や契約の内容によって対応が異なりますので、申し込みの際に変更や取り消しの条件を確認しておくと安心です。
Q. 家族に内緒で申し込んでもよいですか。
申し込みの可否や、実際の納骨時にどなたに連絡していただく必要があるかは、当寺までお問い合わせのうえご確認ください。ご家族や信頼できる方には、契約したことだけでも伝えておくことをおすすめします。
お問い合わせ
太平寺(大阪市住吉区上住吉1-3-27)では、永代供養の生前予約についてのご相談を随時お受けしています。
- 電話:06-6672-8891
- 受付時間:平日・土日祝 9:00〜21:00
ご見学だけでもかまいません。まずはお気軽にお問い合わせください。